2003-05-27(Tue)
■ 「過去のない男」
主人公の男がいきなり理由もなくボコボコ頭を殴られて一度死亡宣告までされてしまう。というオープニングからホラーチックな映画なの?(事前情報はほとんど入れてないので)と思ったらどんどん話が違う方向に進んでいった。
お金も盗まれ記憶を失って、海の近くのコンテナに住み着いて。よ〜く考えるとかなり不幸な状況なはずなのに、それでも日常は淡々と過ぎていく。別に自分が何者かわからなくてもいいのだなっと。生きていくってそういうことなのかな。周りの人も淡々。
そんな話に、音楽がもろムード歌謡。ちょっとハマッてしまいそう。うちの父の持っていたカーステレオ(!)の一角にこういうのあったのよねぇ。半裸の女の人(大概金髪白人、まつげぱっちり、ミニスカート・ピンヒール)がでっかくジャケットに載っていて、子供心にちょっと照れくさかった・・・ということを思い出した。
■ カフェ・マングローブ
お昼は映画館に置いてあったチラシをたどっていって、イエローカレー(ココナツ風味のマイルドエビカレー)。平日でカフェもゆったりしていたので、珍しくデザート(タピオカとあずきのココナッツミルク)とジャスミン・ティーまで頼んで、ゆっくりくつろいでしまった。そして手には文庫本。やり過ぎ?
■ 恵比寿に行ったのは1年半ぶりくらい?
当然、グラス・スクゥエアにも初めて行く。地下のアクセサリー屋さんと雑貨屋さんでちょっと気になるところがあったんだけど、さすがに「店員さんと私」状態だったので、外から眺めるだけにした。平日の昼間なんだもんね。
三越のガーデニング売場はかなり縮小されていて、ガッカリ。ところが、LA CAGE(かばん屋さん)が入っていて、かごに真剣に悩む悩む。悩んだところで繰り出す店員さんの波状攻撃(この色はもう入ってきません、とかこれは人気あるんですよとか)に耐えつつ、買わずに出てきた。でも・・・ちょっと心残りだ。
■ 「人間講座 映画を見る眼」
サブタイトルが”映像の文体を考える”立ち読みしてたら面白そうなので、買ってきた。文体、に反応するあたりマンガ夜話の影響かも。
6-7月にNHK教育で小栗康平監督が講師として登場。この方の映画って見たことないんだけど。番組は淡々としゃべる眠いものになると思うので、面白そうなところだけでも拾い読みしよう。
人間講座のテキストって意外と情報が豊富だったりすることに、後から気づくのだ。それも処分した後に。
■ お犬様大集合
YGPは大小取り混ぜて洋犬(高価そう!)の方が多いので、フツーの和犬が俄然目立っていた。中庭を上から見下ろして犬を眺めながら、和犬て何でかわいいんだろう?とか思う。ここは動物連れで散歩に立ち寄った近所とおぼしき人多し、いいなぁ。
by wasabi/mic