2003-03-08(Sat) ♪Piano Man/ Billy Joel
■ ノスタルジア
変な時間に起きたり寝たりして生活が不規則になっているこの1週間。夜中にたまたま目に入った画面の美しさに手が止まってしまって、途中からそのまま最後まで見てしまったタルコフスキーの映画。
国を追われた男が死ぬ間際にイタリアから故郷(ソ連、モスクワかな)を思い返す映画・・・という筋かと思ってみてたら、実はちょっと違っていてもう少しストーリーがあったみたい。
何がよかったかというと、とにかく光が不思議な回り方をしていてきれいなんです。画集か写真集見ているみたいで。水が必ず出てきて、さわさわ流れる音が何か心地よいところも。当然、静かで美しい画+水の流れる心地よい音=眠気なわけで、眠気とおきている時のあの境目の気持ちよさを味わいました。
タルコフスキーはソラリスともう1本くらいしか見たことはないんですが、それもやはりこんな状態で。普段映画を見て寝てしまった時には、罪悪感(ね、寝てしまった・・)とか悔しい気持ち(金or時間を返せー!)になるんだけど、タルコフスキーに関しては実に気持ちのいいものなのです、不思議。何かこう、いいもの見せていただいたという感じでしたね。内田善美の「星の時計のLiddell」を思い出しました。
2006-03-08(Wed)
■ 文房具熱
寄りやすいところに大きい文房具屋さんが入ったせいで、最近再燃中。会社帰りにリフィルを買いに寄ったら、万年筆売場ではガラスのショーケースにぴったりと貼りついてるマニアな(?)人がいた。店員さんが声をかけても、微動だにせず。びっくり…
でも、大人の趣味って感じです。静かで落ち着く売り場だし。
■ 朗読に静かにはまる
眼の調子が悪かったり、朝の電車の混み具合がひどくて、本が開けないことがあるので最近は朗読やラジオ番組のポッドキャストを聴くことが多い。周りがうるさいので、耳にはよくないような気がして心配。
宮沢賢治や、古典ものなんかがいいな。読まないままに来てるのや、読んだものは懐かしくて。「杜子春」がよかった。
そういえば、中学の同級生に「○○としはる」くん(苗字忘れた)という子がいて、"とししゅん"とか"とっしゅ"と呼ばれていたっけ。たしか、教科書に載っていたぞ。
by wasabi/mic