2002-12-15(Sun) [長年日記]
■ マイノリティ・リポート MINORITY REPORT
行ってきました。面白かったなぁ。SFというよりは、サスペンスとして見ました。
未来の社会として描かれているのは、今のテクノロジーの延長っぽい。実際、に未来派学者(?)と討論して背景として取り入れられたとのこと。「CGバリバリ」嫌いの私でもオッケイでした。
雑誌で見た記事ではヒッチコック映画へのオマージュと書かれていて、それ風のところもあった(傘を買って逃走するシークェンスとか)。そして、「おお、これはブレードランナー(!)」というシーンもあって驚いた。Qとも話したんだけど、相当意識してる感じ。他にも見る人が見れば、「あ、これはあの映画」というシーンが色々ありそうだった。痛いシーンも・・・
私は原作は読んでないので、原作を読んだQに「(読んだ人から見て)どうよ?」と聞いてみたら、原作は面白かったような気がするけど読んだの昔だからよく覚えてない、でも映画もよかったんじゃない、とか。
ディックの作風というのが、いわば”最後の方でXを持った○○○と○○○が向き合って、XXXXのXXのためにXXXXXXかどうか”(←ネタバレのため伏字)という部分を深く追求するというもので、暗いんだそうだ。もっと哲学的というか。なので大体は映画より本のほうがその世界観を堪能できるんだって(←S・キングも然り)。ふむ。
突っ込みたいところも何箇所かあったものの、もう一回見てもいいかな。しかし、タイアップばりばり。コリン・ファレルよかったのでは。
COPSには笑ってしまった。
■ 週末のTo Doの結果は?
3割というとこかな。映画と台所の掃除(上半分、床掃除までは行かなかったのだ)で。でも、水餃子を作ったからもうすこしポイントをおまけして4割ということに。
■ 包餃子
皮から手作りの水餃子はなかなか大変だった。(レシピは「栄養と料理1月号」)
餡(中味)は鶏肉と三つ葉、牛肉とれんこんの2種。切って混ぜるだけなのでこれは問題なし。
皮は1枚1枚延ばすのにこんなに時間が掛かるとは!最初はすりこぎでやろうとしたけど、均等に行かなかったのでラップ芯でぐいぐい。
皮をつくるのは初めてなので、まず練る加減がよくわからない。切り分けた1個の大きさと薄さが見当つかなくて、最初は大きさもまちまち。でも、だんだんうまくなるのが自分でもわかった。1個8グラムくらいがよさそう。包み終わったら皮が結構余っていた。どこで違ったんだろ?
さすがに手作り皮の水餃子はぷりぷりしておいしかった。
by wasabi/mic