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山葵雑記

主に自分メモ。時々、近況報告。 サイドバー下の検索フォームで日記内の検索可。


2003-03-07(Fri) ♪It Must Be Love / Madness [長年日記]

病院へ

さすがにしょうがなく今日は病院に行くことに。以前行った所の診療時間が合わなくて近くの病院を紹介してもらったので、まず電話をかけてみる。応対がイマイチ悪く、これは!?と思いながら雨の中を出かけていく。病院(除歯医者)にかかるのが3年前(くらいかなあ〜?)のインフルエンザ以来である。悪天候のせいか珍しく空いていて、待合室ではおばあちゃんが一人待っているくらい。物珍しいので壁の印刷物をつらつらと眺めていく。

・高齢者向けの表示多し

・診察室から響き渡る血圧を読み上げる声

・壁には周囲が木彫りの飾りつきの丸鏡。赤い文字で”贈XX博士殿 ナントカOO年記念”そして、”昭和40年”の文字が。

結構このあたりで異次元を憶えつつ、診察室に入ると

・いきなり咳き込む老(やはり!)先生

・人の話を聞いちゃいません

・先生との位置関係がヘン。先生の斜め後ろ1mくらい離れた椅子に座らされた

・私の言ったことを先生の隣で大声で繰り返す女の人が

・先生、私の保険証が足元に落ちてます。椅子で踏みそうです。(心の中の声)

・カルテに押すはんこが見つけられない先生。心なしか手が震えてます

・そして薬の説明。「薬局ではO時間ごとに飲むように言われると思うけど、今日の分3回は寝るまでに飲みきってください。」もう昼なんですけど、そのペースはっ・・・

などなど。たまに行くと何だかすごいわあ。39度以上の高熱(←前回病院に行った時)ではない余裕のなせる業か、混んでないから言えるのか、結構ツボに入りました。

薬局

そしてその後処方箋を持って薬局へ。以前から前を通るけど「はたしてここはやっていけてるのだろうか」と入ったことのなかった小さくて古〜い薬局に行ってみた。帰り道で寄りやすかっただけなんですが。

・古い引き戸が実は自動ドアだった(お?)

・ドアが開いたら足元にうずくまる小さいおばあさんが!(掃除中だった)

雨で外は暗くお店の中もメチャ明るいとはいえないところで、この状況。またまた異次元の予感。

・椅子を勧められて座った横のショーケースには、まむしやさるのこしかけが(漢方薬局だった)

・観察。ついでに手近なところの値段をメモってみた。赤まむし6,000円、赤まむしのきも10,000円、すっぽん11,000円、さるのこしかけ18,000円/月。安いのか高いのか見当もつきません。

・は、この古びたお店にもパソコンが。おばあちゃんが顧客登録を始めた。

・時間がかかっているのでお店を色々見回してみた。やはり、商品にはうっすらとほこりが積もっていた。でも、さすがに期限切れはない模様。ショーケースにはアレも。アレですよね? 00歳女性のお腹から出てきた胆石なんてのも綿を敷いたシャーレに乗っけてあった。

この雰囲気はあれですよ。子供の頃に行った古い文房具屋さん。品物を渡す時に手で埃をはたきながら渡してくれるという。もしくは小学校の時の理科室。日のあたらない側にあって薄暗くて、カーテン(暗幕)が降りててへんな標本とか物品がいっぱい置いてあって、陰気臭いけどヒミツの匂いが子供をひきつけるような。理科室の掃除当番は結構好きだった。でも、さっさと終わらせないとなんか怖い目に逢うような。と言いつつ、カーテンにぶら下がったりして遊んでたんだけど。

・おばあちゃんは登録に時間がかかるのが申し訳ないと言って、先に薬を出してくれた。「後で電話連絡しますけど、お金は後からいいですから。いつでもついでの時に寄ってください。」

・夕方自宅におじいさんから電話がかかってきた。「お金はいつでもいいですから」

病院と薬局、今度は月曜に行きます。


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by wasabi/mic